末松賞「ディジタル技術の基礎と展開」支援

「末松賞『ディジタル技術の基礎と展開』支援」(以下、「本支援」)は、将来の基盤技術としての「ディジタル技術」に関心を持った若手研究者の育成を目的とし、コンピュータ、ロボティクス、ネットワーク技術などとそれらの活用に関する研究に関して、幅広い支援を行うものです。


末松基金と本支援設立の背景

元学長である末松安晴栄誉教授は、本学で行った光ファイバ通信の研究、特に動的単一モードレーザの先駆的研究が、大容量長距離光ファイバ通信の発展に寄与し、社会に貢献したとして2014年日本国際賞を受賞されました。
末松栄誉教授の、「若い人たちが様々な分野で未開拓の科学・技術システムの発展を予知して研究し、隠れた未来の姿を引き寄せて定着させる活動が、澎湃として湧き出てほしい」との思いから賞金の一部を寄附頂いたことを受け、その思いを継承し、研究活動を奨励するため、「末松基金」を設立することとしました。
また、基金設立時より賛同いただいている、株式会社ぐるなびの滝久雄代表取締役会長より更なるご寄附を受け、本支援を開始する運びとなりました。


支援採択者・特別賞授賞者

平成30年度「末松賞『ディジタル技術の基礎と展開』支援」採択者3名が、学内外の審査員による審査を経て決定しました。また今年度は、本支援創設を記念して特に顕著な業績を挙げた2名に対し特別賞も授与されました。

平成30年度末松賞『ディジタル技術の基礎と展開』支援採択者

所属 職名 氏名 研究課題名
工学院
電気電子系
准教授 小寺 哲夫 半導体量子コンピュータに向けた関連基盤技術の開発
情報理工学院
数理・計算科学系
研究員 坂野 遼平 pub/subメッセージングにおける負荷分散性と低遅延性の並立
環境・社会理工学院
建築学系
助教 川島 範久 コンピュータ・シミュレーションとセンサー・モニタリングおよびネットワーク技術を活用したパッシブ手法活用型の建物利用者に対する低コストな環境行動誘発システムの開発

「末松賞『ディジタル技術の基礎と展開』支援」創設記念特別賞授賞者

所属 職名 氏名
情報理工学院
数理・計算科学系
特任教授 松岡 聡
科学技術創成研究院
量子コンピューティング研究ユニット
教授 西森 秀稔

授賞式

平成30年度「末松賞『ディジタル技術の基礎と展開』支援」授賞式が9月12日に行われました。
               【末松栄誉教授と授賞者を囲んでの記念撮影】

受賞者との記念撮影